ホットヨガ

ホットヨガをご存知ですか?ホットヨガについて WIKIPEDIAには、『Bikram Yoga=ホット・ヨガ。高温多湿(温度を38℃、湿度を65%程度)の空間で、ハタ・ヨーガをベースにした26のアーサナ(ポーズ)を行うヨーガ。』とあります。つまり、ホットヨガとは、文字通りにサウナ程ではないにせよ、高温で多湿に設定されたスタジオでヨガ運動を行うエクササイズということです。当然にこのような高温多湿の空間でヨガエクササイズを行えば、発汗が激しくになり、新陳代謝が盛んになって効果的なエクササイズを行える事となります。そして、何よりホットヨガの最大の特徴は、発汗によるデッドストック効果、すなわち、体の中にある有害な物質を体外に排出し、体を芯から温める効果があることです。特に、最近の健康ブームでよく話題になる中性脂肪の問題には、このホットヨガが中性脂肪を減少させる効果があるという点で最適のエクササイズといえるようです。さぁ、ダイエットに挑戦中の方も、健康のことが気になる方も、芸能人の間でも評判のホットヨガについて勉強しましょう。

ヨガは、軽い運動でしょうか?

ヨガ自体の観点からホットヨガについて考えたときに、いろいろと注意すべき点があるようです。まずヨガとは、何でしょうか?そもそもヨガとは、WIKIPEDIAによりますと『ヨーガ Yoga は、「馬にくびきをかける」という意味の動詞「yuj」から派生した名詞である。つまり語源的に見ると、馬を御するように心身を制御するということを示唆しているようである。』となっており、ヨガにも色々種類があって、ラージャ・ヨガ、ハタ・ヨガ、ギャーナ・ヨガ、カルマ・ヨガ、バクティ・ヨガ、タントラ・ヨガなど様々なインドの宗教的な思想体系に基づいていろいろな形態があるわけです。一般的に、エクササイズとして行われるヨガは、アーサナと言われるもので、ラジャ・ヨガやハタ・ヨガに属しているヨガということになります。アーサナはプラーナと呼ばれる生体エネルギーを、呼吸法を基本にしたヨガのエクササイズで身体に行き渡らせるものです。ヨガはちょっと見ていると軽めの運動をしているようにみえますが、ハードな筋肉トレーニングなどのエクササイズに比べて、内臓器官の働きに注意して重点を置いたエクササイズと言えます。

まずは、ヨガから

軽そうに見えるホットヨガですが、内臓器官への働きかけに重点をおいたエクササイズということですから、もし、あなたが心臓に問題を抱えていたり、あるいは、中性脂肪やコレステロールなどが問題となる高脂血症などの問題を抱えているのならば、ホットヨガによって問題が起こる可能性が捨てきれないということを覚えておくべきでしょう。まずは、健康診断を受けるなど今の健康状態を十分にチェックした上で、ホットヨガに取り組んだほうがよいでしょう。もし、これらの問題がなくても、ホットヨガは大量に発汗することで、脱水症状や熱中症などの危険性はついてきます。十分に水分を補給してホットヨガを行うようにしましょう。水分をとっても決してダイエット効果には、影響はありませんのでご安心ください。逆に脂肪が燃焼されて老廃物となって体外に排出されるわけですから、水分を多めにとっておかないとこれら老廃物の体外への排出を妨げる結果ともなりかねません。以上のようなことから、まずは、普通のヨガからはじめてみてもいいかもしれませんね。

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